甘い甘い口づけを
甘い甘い誘惑を
甘い甘い束縛を
甘い甘い純白の愛を
君に捧げよう
caramello
君は愛して欲しいと言う。
あられもない姿で僕に請う。
その姿を愛でる度、僕は甘い幻想に満たされる。
「幻ちゃん?」
呼び慣れた呼称でその名を呟けば君の瞼が震えて開かれる。
縁取る睫毛の黒くしなやかな事、
隠された黄金に似た草色の瞳の惑わしい事。
卑々猥々
手に取り知るのはこの僕だけ。
「白蘭さま…」
僕の名を呼ぶ唇に、君の名を呼ぶ唇を落とす。
柔らかく受け止めて、
そして淡く色付いて、
絡める味を覚えてしまえば誰にもあげたくなくて、
独り占めしてしまいたい。
「君のキスは砂糖の味だ、」
僕が笑えば君も笑う。
まるで夢幻のお菓子の国で、二人は迷子。
身体を啄めばとろけるカラメルが滴り落ちる。
甘く、
ほろ苦い、
作られた愛の形を確かめる程に焦げ付いて行く。
そしていずれは燃えてなくなる。
舌に乗せれば甘く蕩けた君さえ、
優しく出来ない僕は焦がしてしまうのだろう。
「それは可笑しいです、白蘭様、」
二人しか居ないお菓子の国で、
君が僕を見上げて微笑んでいる。
「私の舌が甘いのは、貴方のそれを知っているからでしょう。」
黄金の身体に焦がした砂糖を纏った君を、
そんなに甘く仕上げたのは僕。
白い魔法の粉で出来た、
ふわふわのメレンゲで包み隠して閉じ込めて、
誰にも渡さないように。
甘く、甘く
この関係の焦げ付く前に、食べ尽くして。
愛し合うように。

If, I bite the sweet.
I can't relive and believe.
Please, don't awake from the Caramello.
Never and ever.
End.
SPECIAL THANKS 7000 Hit!
To 浅掛冥莉 様
POSTSCRIPT.
もう7000かっと思ってたら現在8000のリクも来てるんですよねw
頑張ります。
リクエストは『マシマロ×プリン』との事だったのですが、
なかなか文にするのが難しいリクエストで、凄く煮詰まってしまいました;;;;
自分には珍しく甘めになったと思ってるんですけど、
とりあえずイチャイチャしてるだけでウザいですw
やっぱり自分の作風には甘いの似合わないですね、難しい;;;;
キリ番ゲッターの浅掛冥莉様のみ、お持ち帰り可です。
こんなで宜しければお持ち帰りください;